最近はYouTubeでいろんなイシダイ釣りの動画を観ることができるようになりました。かつて私が月刊石鯛倶楽部の編集長をしていた時代は、底物の情報を得るには何といっても雑誌がナンバーワンでした。
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今回の主人公、鶴田さんは2004年3月号の月刊石鯛倶楽部№53の表紙に登場して頂きました。この時バリバリの27歳(もちろん45歳の今もバリバリです)。嬉しいことに本誌をバイブルとし、いろんな知識を吸収されたとのことでした。
しかし、今はネット時代。釣況や釣り方を知るには、YouTubeの動画が主流になっています。
そんな中、数ある底物関係のチャンネルの中で抜群に人気があるのが「石キチちゃんねる【https://www.youtube.com/channel/UCmzKIa31S0vH0lenSNmI-JQ】」です。イシダイ釣りに興味があれば『観たことがある』と言われる方が、多いのではないでしょうか。
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底物師に人気の「石キチちゃんねる」。デカバン地帯の鹿児島大隅半島、内之浦・船間がメイン舞台だけに毎回、ワクワクドキドキしながら最後まで楽しめます。
「石キチちゃんねる」をアップされている方は、鹿児島県曽於市在住の鶴田誠さん。イシダイ釣り歴24年の筋金入りのイシダイ釣り師。これまでに手にした獲物は内之浦横瀬で釣った69.8㎝5.6㎏(「ついに!!この時が来た 70銀ワサ降臨」https://www.youtube.com/watch?v=T5_w17dedTgでご覧になれます)を筆頭に5㎏クラスは2ケタ以上という実力者。ホームグランドの内之浦、船間を中心には周年石物だけを追い続け、時折足を運ぶ佐多の角崎では70㎝6.25㎏のクチジロをゲットされています。
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2019年12月8日、鶴田さんが内之浦の横瀬で手にした69.8㎝5.6㎏の自己記録魚。
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内之浦は秋シーズンも春と同様に70㎝級が狙える絶好期です。今春も多くの底物師がこのクラスを夢見てデカバン地帯へチャレンジしています。
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鶴田さんの大格闘シーンは、石キチちゃんねる「ついに!!この時が来た 70銀ワサ降臨」https://www.youtube.com/watch?v=T5_w17dedTgでご覧になれます)。
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大隅半島はクチジロが出没する魅惑のエリアです。2018年6月22日、時折足を運ぶ佐多岬、角崎で70㎝6.25㎏の見事なホワイトマスクを仕留められています。残念ながらこの釣行ではカメラは回っていなかったそうです。
「石キチちゃんねる」の人気の理由のひとつは、大物志向の本格派で迫力あるやり取りを臨場感たっぷりに観られることだと思います。
動画を始められたのは6年前。今でこそイシダイ釣りの動画はたくさんありますが、当時は数えるほど。さすがの先見の明、と思って動機を聞くと意外な返事でした。
『最初はYouTubeでなく自分の携帯で録画してそれを携帯で観ていたんです。自分がどんな釣りをしているかを客観的に知りたい、というのがきっかけでした』。
他の人に見てもらおうという考えは全くなかったそうです。
自分の動画が観られる携帯は素晴らしいと思ったそうですが、弱点がありました。
『いくつか動画を保存したのですが、容量的に限界があったんです』。
そこで思い立ったのが容量を気にせずどんどん保存できる魔法のような「YouTube」。
鶴田さんはすぐにYouTubeデビューをします。と言っても、最初はあくまでも自分だけの楽しみというレベル。誰かに観てもらおうという意識は全くありませんでした。
ところが、すぐに反響がありました。
『3回目にアップした頃から視聴回数がどーんと伸びたんです。それが嬉しくて、それなら観る人を意識した内容にしようとやり始めて今に至ってます』
「石キチちゃんねる」は2022年3月現在、102回を迎え、登録数2400人の人気番組に成長しました。
最新版の#102「春石一発目が60OVERでした! https://www.youtube.com/watch?v=o6BwEuK2D3o 」では、手に汗握る大物との大格闘がご覧になれます。ちなみに鶴田さんは石師魂アイテムをご愛用で、映像にはしっかりエサホルダー(イエロー)が映っており嬉しい限りです。
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最新版の#102「春石一発目が60OVERでした!」でも迫力のシーンが観れます。そして嬉しいことに、価値あるビッグな1枚の口元には石師魂エサホルダー(イエロー)がしっかり確認できました。
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最新版#102のカメラがとらえた66.5㎝4.9㎏の銀ワサです。幸先いい春磯のビッグな一発目は、3月12日、内之浦で仕留められました。
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さすがの価値ある釣果の口元にはご愛用の石師魂エサホルダー(イエロー)。とくに軟らかいエサを使う際に重宝し、黄色のアピール力も実感されているそうです。
鶴田さんにイシダイ釣りの魅力を聞くと「手持ちで駆け引きするダイレクトな勝負です」とのことでした。そして、一番聞きたかったのが、釣り方のコツです。これだけ実績がある方のワザはだれもが知りたいでしょう。
『コツというか、常に意識しているのは、仕掛けを置いている位置です。アタリを取りやすいよう直線的になるように心がけています。それとイシダイに違和感を与えないようになるべく8、10号などの軽いオモリを使っています』。
動画では中々そのワザは分かりにくいですが、そのことを知った上で改めて観るとさらに面白みが増し、それに合わせのタイミングや大物とのやり取りの仕方も参考になるのではないでしょうか。
ということで、ここでいくつかの大物ゲットの動画をご紹介したいと思います。
手前みそで恐縮ですが、どれもエサホルダーが映っていてお役に立てたのが手に取るように分かり、自分のことのように嬉しい釣果ばかりです。
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#51 内之浦 4.5㎏ 【https://www.youtube.com/watch?v=_vFb6yJckPg】
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#52 67㎝5.65㎏ 内之浦 【https://www.youtube.com/watch?v=sN1zVfNkRHo】
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#53 4.1㎏ 内之浦 【https://www.youtube.com/watch?v=8uTQH8nOfi0】
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#76 67㎝5.03㎏ 内之浦 【https://www.youtube.com/watch?v=mbOTx-8Fvek】
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#78 4.2㎏ 内之浦 【https://www.youtube.com/watch?v=WvVjysC-e0o】
鶴田さんの周りにはイシダイ釣りを愛し、主に大隅半島の釣り場へ足を運ぶ仲間たちがたくさんいます。気の合う仲間たち20名ほどで石狂会というグループを作り、楽しく交流を深めながら日々夢を求めて釣り場へ通われています。
メンバーも大物をよく仕留められ、鶴田さん同様YouTubeを積極的にアップされている方もいらっしゃいます。
「GAZE KING」【https://www.youtube.com/channel/UCg_S3ARLq9JcFbxzMUdUtqw】というタイトルで福留晶さんが取り組まれており、こちらも臨場感たっぷりでダイナミックなシーン満載の人気チャンネルです。
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「石キチちゃんねる」同様に人気が高い「GAZE KING」。
今シーズンの船間、内之浦は好調です。
そんな中、3月13、14日に石師魂アイテムを使用してメンバーが手にした釣果写真を鶴田さんは送ってくださいました。
以下がその写真です
◆ 3月13日 稲森良人さん 63.4㎝4.5㎏ 船間
◆ 3月13日 吉松圭亮さん 63㎝3.7㎏ 船間
◆ 3月13日 中村直紀さん 2㎏級 内之浦
◆ 3月14日 中村直紀さん 57㎝3.1㎏ 内之浦
乗っ込みの走りとは言え、低水温期に2日間でこれだけの釣果を上げるとは、まさにつわもの揃いの集団と言っても過言ではないでしょう。
鶴田さんをはじめメンバーの方々が足繁く通う有数のデカバン地帯、内之浦、船間はこれから数、型共に期待でき、さらに魅力を増します。
石物に恋焦がれている夢追い人たちに、今シーズンはどんな感動のドラマが待ち受けているのか、大いに楽しみです。
(石師魂プロダクトディレクター/武富)