2月8日、大好きな平戸宮ノ浦へ行ってきました。
磯釣り道場として親しまれているこの釣り場は、冬場のクロ絶好のシーズンになると上物釣り師で大いに賑わいますが、今回私はイシダイ釣りでの挑戦です。
上礁した瀬は頭ケ島の小松崎です。
この瀬は追帆崎との水道に面し、急潮をいかに攻略するかがカギとなります。当日は中潮の初日でやはり午前中は速い潮に手を焼き、いろんなポイントを攻めるもなかなかアタリをものにできません。
- マップ
正午過ぎ、満潮から下げ潮に変わる頃、カウンター44地点に仕掛けを落ち着かせました。すると本日、はじめての本命らしき魚信です。
仕掛けを回収すると、ヤドカリの1匹掛けの尻尾だけが取られていました。
次はヤドカリの頭の2個掛けで勝負することにしました。
というのも1月17日に平戸島の沖磯で69㎝のデカバンを釣ったときもヤドカリの頭だけのツケエに喰ってきたためです。
2投目も同じポイントにツケエを置きます。すると、すぐに穂先が少しお辞儀をしました。続いて大きく押さえ込まれたので手持ちで構えます。
手応えのある重量感が伝わりやり取り開始です。
心地いい引きを味わいながら寄せにかかります。やがて浮いてきたのは、3㎏(検量の結果53.7㎝2.97㎏)ほどの七本縞でニンマリ。
今がチャンスとばかり、急いで仕掛けを打ち返します。しかし反応がありません。手返しをしているうちに左から右への下げ潮が速く流れ出しました。
それでも上げのときのような勢いはなく、釣りにはなります。
期待して次を狙いますが、残念ながら納竿までにイシダイを追加することはできませんでした。
今回デカバンを手にできませんでしたが、厳寒期の急潮釣り場というハードルが高い状況を克服した1枚だったので満足な釣行となりました。
(まるきんスタッフ)