令和 6 年 4 月 2 日、かなり遅めの今シーズン開幕戦、佐多岬は田尻の名礁ケバ瀬へ釣行しました。水色、水温ともにいい感じです。
当日は、小潮で満潮が 10:44 となることから下げ潮に入るタイミングにチャンスをイメージしていますが、上げ潮の引かれ潮もいい感じ に流れています。
早々に準備を済ませ、まずは冷凍赤貝で期待の第一投!
海の中からは、この時期らしい沈黙の反応(泣)。
パラパラ撒餌をしながら、気が付けば3時間ほど本命らしきアタリはなく、素バリになることはありませんでした。
しかしここまでは想定内。少し休憩でパンをかじりながらパラパラ撒餌。
時刻は、10:50 分過ぎ、赤貝が少なくなってきたので予備で持ってきていたガゼを投入してみました。
すると石物のいいアタリが!
気持ちよく走り、 1.5㎏ のメスが上がってきました。
魚の体をみて、近くにオスもいると思いすぐに仕掛けを投入しました。
するとコッツと小さなアタリで素バリ。
次は、スーッと軽く押さえて素 バリ。デカいのが餌を喰ってきています。
なかなか走らない相手にドキドキを落ち着かせる為に深呼吸をしながら 1 時間半以上経ち、ついにその時が!
オモリを10 号から 8 号に、さらにガンガゼを小粒に変更した直後、軽く押さえて一気に竿先が海面へ加速し竿全体に乗ってきました。重量感のある締め込みを数回かわし、海面で光る魚体を見てよっし!でかい!慎重に取り込み瀬の上で横たわる自己記録更新間違いない魚の姿によっし、やったーと声が自然と出ました。
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数年前から、石師魂シリーズの製品を使用させて頂いています。
石師魂のテンビンは、魚へのアピール力はもちろん、投入時や回収時に仕掛けの位置を目視しやすく潮の流れを把握しやすいうえ、 オモリの交換がスムーズに行えるスグレモノです。
時合いを逃さないため自分の石鯛釣りにとってなくては ならない必須アイテムです。
特に佐多エリアは潮流のスピードや方向が刻々と変わるため、石師魂テンビンの役割はとても重要なのです。
今回もオリジナルの組み合わせで、記録更新の魚を狙って攻めて手にすることが出来、師匠の野田さんからも、おめでとうの電話をもらい最高の日と なりました。
自分の記録は、周りの方々からするとまだまだです。いつの日か、師匠の記録を超える事が目標で、これからも年中夢求で夢を求めて磯に通いたいです。
●2024年 佐多における春磯の実績
(鹿児島県垂水市在住)