釣果レポート Fild report

60超の本イシゲット!切り札のバフンウニが本領発揮

                 レポーター:石丸敏文
                釣り場:島根県浜田市津摩 沖のイサ瀬
               

2023年7月4日、石鯛狙いで島根県浜田に行ってきました。今年になって浜田8回目のチャレンジです。広島市内から浜田市までは車で1時間30分も有れば十分行ける距離なので私の石鯛釣りのホームグランドなっています。

 

今回渡った磯は以前にも紹介したイサセと言う磯になります。この磯は低いため波が有るときなどは乗れないこともあり凪ぎの日 の釣行になります。

 

 

イサ瀬の釣り座です。この瀬もそうですが、日本海の釣り場は潮が緩くて流れる方向が一定でない所が多く攻め難いです。

 

今年は50㎝台が4枚釣れてくれ、良いアタリもまだあったのでそろそろ大判と思っていました。

今回のエサはガンガゼ80個とバフンウニ0.5kgです。仕掛けは石師魂銀朱石鯛24号に瀬ズレは#36ワイヤーに遠投ゴムテンビンと寄せ玉ゴムで自作、針は49本ヨリワイヤー仕掛け#44-16号です。

 

高水温期のエサはバフンウニ、ガンガゼがメインです。バフンウニは大まかに大、中、小に分け、喰い方やエサ取りの状況によって使い分けています。

 

朝からイシガキ、サンバソウの活性が高くガンガゼがあっという間に無くなります。2時間ほど頑張りましたがさすがにツケエが持たないので場を休めるために朝飯にして休憩です。

30分ほどして再開しましたが朝一と同じ状況で35㎝ほどのイシガキ3枚とサンバソウ1枚が釣れただけで重々しいアタリが有りません。

10時になりアタリが少し遠のいてガンガゼの芯が初めて残って上がって来ました。

いよいよチャンス到来かと気合いが入ります。
エサ取りが少なくなって、ツケエが本命の口まで届く状況になってきた可能性大なのです。

 

いよいよ切り札のツケエが登場です。

ここまで温存していたバフンウニ(中)ぐらいを2個掛けで入れます。ところが、期待外れでやはりエサを取られてしまいます。
そこでバフンウニ(大)の1個掛けでチャレンジです。しかし、持ちません!

ならばとバフンウニ(大)の2個掛けを入れると途中少し喰われているようでしたが、何とか狙いのタナの12mまで入りました。潮は朝からゆっくりで右行ったり左行ったりと不安定です。

しばらくすると、これまでの軽い反応とは違う重たいアタリが手元に伝わり、そのまま一気に竿が入ります。

待ってましたとばかりに合わせを入れます。すぐに強い引きに襲われますが、何とかいなして磯に上げたのは、60㎝クラスの本イシ。やった!今年初のデカバン。

 

海面を割ったのは60超の本イシでした。今年初のデカバンだけに、嬉しさもひとしおでした。

 

その後、いい感じの反応があり、やり取りして上がってきたのは50㎝の本石でまたまたニンマリ。エサは1枚目と同じでバフンウニ大の2個掛けで、ヒットしたタナも同じでした。

 

 

 

浜田周辺は7月に入っても乗っ込みシーズンで、数、型ともに狙えます。ただ、60㎝4㎏クラスは中々お目にかかれません。それだけにこの日は大満足の釣行となりました。

 

12時にエサを打ち切り終了となりました。港で船長に計測してもらうと、62㎝4.1kg。間違いなく大判、イエー(笑)です。

 

浜田方面において足下釣りでは大判はなかなか出にくいですが、いい釣り場もたくさんあるのでこれからも頑張りますよ!

(広島市在住)