6月15日、あじか磯釣センター主催22回五島列島石鯛釣選手権大会に参加しました。
今回は私が所属するクラブ娯楽石鯛から3名、それに鹿児島から初参加する3名の計6名でエントリーしました。
私と鹿児島のbengal,s所属の谷山君がペアを組みました。そして彼が渡船クジを引きと、サムソンの1番クジでした。
1番くじに期待を膨らませながら到着した磯は何と宇久島ヘタの瀬一等席です。宇久島古志岐三礁ではNo.1の人気ポイントで、過去にも数々のデカバンが仕留められているところです。
谷山君に潮の流れ、ポイントを説明して夜明けからカラス貝を潰して足元のワレに撒き込んで行きます。
最初はオモリ12号で釣り始めますが上げ潮がぶっ飛んで足元のポイントに入りずらく、18号に変更するとカウンター17前後のタナに這わせやすそうです。
ここにジンガサ、ヤドカリで何投か入れますがウネリがきつくアタリがわかりにくい状態が続きます。
マキエを継続しながら打ち返して行くと、穂先にアタリが出るようになりました。隣の谷山君はトッポガニにいいアタリが出てる見たいですが、ウネリに翻弄されているようです。私もトッポガニを付けると本命と思われるアタリがあります。
『おるね~』と谷山君に告げて、目先を変えるためにバフンを付けるとガツン!と一回だけアタリました。
待っていてもそのままなので回収すると4個掛けが1個失くなっている状態でした。
不気味な魚信です。
ならばと次は大型のトッポガニを半割りにして2ヶ付けでカウンター17に這わせます。
すると、ウネリかどうかわからないぐらいのアタリでスッーと押さえます。
何十秒か静寂の後、グッ、ドーンと体ごと左に締め込まれました。
態勢を整え起こしにかかります。一瞬、アオブダイか?と思いましたが途中の元気良い数度の締め込みにイシダイと確信します。
海面を割って出た姿を見て優勝の二文字が浮かびました。でもまだ油断できません、慎重にタモ入れして貰い、横たわったイシダイを見て一安心しました。久しぶりに6㎏オーバーあるのでは?と思われる魚体だったのでウネリの中でストリンガーには繋げられないと思い、見回りに来た船に預けました。
この時がまだ6時半頃、その後もアタリが続き谷山君の数釣りが始まりました。
回収までに2人で6枚の釣果に恵まれ、朝イチの一発が65.4㎝:5.44㎏で優勝させて頂くことがだきました。クジ運が良かった谷山君のお陰と感謝しています。
なお、この大会の模様は私の九州娯楽channel「あじか磯釣りセンターイシダイ釣り大会」でアップしていますので、どうぞご覧ください。
(娯楽石鯛)