5月20日(大潮)晴れ 初めて大瀬戸に釣りに誘われ、石鯛竿を出し始めたのは3年前。 大瀬戸は魚影が濃く、上物、底物、ルアー釣り等が楽しめる最高のフィールド。

 

この日、朝４時半に港に着くと、既に満員の釣り客が出港を待ち構えていた。 船に荷物を積み込み、予定通り５時に出港。 船は近場から釣り客を磯に降ろしていき、いよいよ沖の磯へ。

向かった先は、大角力。

 

 

 

 僕が瀬上がりしたのはその中の「ガケ」。 上がるとまずは、海の状況確認。 潮は左から右へ流れている様子だった。 次に竿とリール、石師魂仕掛けの準備。 そして餌は、サザエとガンガゼ。

 

まずはガンガゼを針に通し、海に投入。 すぐに、竿先にピクピクと反応が。 仕掛けを回収すると、素針状態だった。

２投目も同じカウンターにガンガゼを投入。 すると今度は、針に何かが掛かった様子。 仕掛けを回収すると、手の平サイズのイシガキダイだった。 上げ潮では、どのカウンターを攻めても竿先がピクピクなる程度のアタリしかない状態が続いた。

そして時間が経ち、下げ潮が動き始めた。 下げ潮は緩やかに右から左へと流れ、当て気味の潮になった。 時間を見ると11時前。 カウンター26ｍで仕掛けが落ち着いた。

ガンガゼ1個掛けを投入して約5分後、今までとは違う、押さえ込む様なアタリが。 しかし、それ以上穂先が入ら

ないので竿を送り込み、また少し押さえ込まれたので、さらに竿を送り込んだ。

 

その瞬間、竿先が海面へと吸い込まれたので合わせを入れると、竿先に重さを感じた。 足場が悪い中、力で竿を立てて引き上げると、姿を見せたのは石鯛だった！

 タモに取り込んで磯に上げ、すぐに計測すると60㎝ジャスト！良型の銀ワサだった。

久しぶりの強烈な引きに、喜びが込み上げた。

 

今回も石師魂アイテムを組み合わせた自分流の仕掛けでの1枚で感動も倍増。

内容は、ジョイントホルダーの上にクッションゴムの代わりにラセンホルダーをセットしたもの。この瀬ズレワイヤーは、よりアタリが取りやすく食い込みやすいような気がして、私のメインとなっている。

オリジナルタックルでの釣果は満足度が増し、サイズに関係なくほんと嬉しいものです。

石師魂製品は独創性が活かせるアイテムが多いです。これからも試行錯誤をしながらオリジナル仕掛け作りも楽しみ、大物を追っていきたいと思います。

 

（福岡在住）