釣果レポート Fild report

ずっと憧れていたビッグな銀ワサ!片想いが実ったリベンジ釣行

                 レポーター:谷口舜哉
                釣り場:静岡県下田沖 横根
               

僕が石鯛釣りを始めたのは高校2年生、17歳の頃。当時はメジナ釣りにハマっており、毎週電車で東京の自宅から三浦、真鶴、伊豆の地磯に通っていました。

 

とある地磯で何回かお会いした方が僕の横で石鯛釣りをしており、その魅力について教えてくださいました。

ネットで必要な道具や釣り方を調べ、気づいたらその次の週には同じ地磯で、見よう見まねで石鯛釣りをしていたのでした。

 

ただ学生の自分には餌代も高く、同年代で石鯛釣りをしている知り合いもほぼいなかったため、年に数回竿を出す程度、本命の石鯛もいわゆる“サンバソウ”サイズしか釣ったことがありませんでした。

それだけに石鯛と呼べる銀ワサを釣りたいという夢はどんどん膨らむばかりでした。。

 

今年に入ってからも。メジナを釣るために毎週伊豆に通う日々でした。

春になってメジナのシーズンが終わった頃、僕が所属している磯釣りクラブ“磯鋭会”の会長さんの紹介で、石鯛釣りに精通している方から直接教わる機会をいただき、ひとつひとつ学んでいきました。

 

運命の釣行日は5月12日。釣り場は下田沖の横根です。

実は先週も横根に“師匠”と同礁し、終了間際に竿が舞い込んだものの、アワセを入れてから根ズレで道糸を飛ばされるという苦い思いをしていました。

 

 

 

というわけで12日はリベンジ釣行です。

同行者は前述した磯鋭会に同じく所属しているM君。磯鋭会は関東で活動している若手を中心とした磯釣りクラブです。

僕は22歳ですが、M君はさらに若い21歳。同年代の磯釣り仲間がいるのは大変恵まれていると思います。M君とは家が近く、ほぼ毎週2人で釣りに行く仲です。

 

当日もM君を迎えに行ってから、お世話になっている餌屋さんでサザエとヤドカリを購入。港に着くと、僕ら以外のお客さんは3、4組のようです。

横根本場に渡礁したのは僕らだけでしたが、他船のお客さんが2人いました。渡礁後はM君の釣り座を走って確保し、僕は余った場所で釣りを始めました。

当日の釣り座。

 

 

当日は小潮で、船に乗っている時から予想できていましたが、朝は緩い下り潮でした。

 

餌取りが活発で、1投目から1キロ未満のワサ(イシガキ)が釣れてしまいます。当然このサイズは狙っていないので即リリース。

アタリが絶えないまま下げに入り、今度はカサゴ、ウツボがかかってきます。しかしそれらのアタリの中に、竿全体を揺らす、重たい本命らしき魚信があります。

 

これはもしや?と思い、貴重なヤドカリを投入。

底後すぐにゴゴッ!ゴゴッ!と2回ほど激しくアタった後、綺麗に根元まで舞い込みました。

引きの強さからして、ワサではありません。頑張って巻いてくると、足元に紫色の魚体が見えました。

隣でフカセをしていた方がタモ入れしてくださり、無事にキャッチ。2.6㎏ですが、恥ずかしながら自己記録の石鯛です。

これでも自己記録、人生初の銀ワサ。まさかこの後に…。

 

この1枚で完全に満足し、M君の釣り座に遊びにいったりしていました。M君も強風の中35㎝クラスの尾長を釣り、楽しんでいる様子。

強風、ウネリの中、本流釣りを楽しむM君。

 

正午を過ぎた頃から下り潮もかなり速くなり、仕掛けを止めるのも一苦労。餌取りも静まります。

このペースだと餌も余りそうだったので、2本竿にすることに。タックル、仕掛けは1本目と同じです。道糸をガイドに通し、仕掛けを作ります。

 

ラインを結びながら1本目の竿に目をやると、なんと竿が根元まで曲がり、道糸が沖に向かって一直線に伸びています。慌てて竿に駆け寄り、アワセを入れます。

 

めちゃめちゃ重たい。先程の石鯛とは明らかに重量感が違います。何回も突っ込みに耐え、格闘の末に上がってきたのは先程より大きな銀ワサでした。

またも隣の方がタモを出してくださり、無事キャッチすることができました。

 

磯の上に横たわったのは、見たことがないビッグサイズの銀ワサで、長年の想いが叶った瞬間でした。

でも上げた時は、感動というよりもしばし放心状態が続きました。

そのあとジワリと喜びが湧いてきて気を取り直します。

さっそくM君を電話で呼んで記念撮影です。あまりの大きさに、彼の唖然の表情が今でも忘れられません。

 

長かった片想い。大願成就!感動の1枚です。

 

その後は特にそれらしきアタリもなく、無事磯上がりとなりました。終わってみれば1日で自己記録を2回更新、憧れだった銀ワサ2枚という、まるで夢のような釣行でした。

 

検量後、大は61㎝4.1㎏の恋い焦がれていたビッグサイズ。長い間片想いだった熱きハートがやっと実り、この上ない感動と興奮と充足感に包まれました。

石師魂仕掛けで手にした2枚。これからもこのイエローが特徴的な強い味方で、夢を追い続けていきたいと思います。

 

石師魂の存在はYouTubeで知り、上物でもキザクラさんの製品は数多く愛用していたため、底物でも使用させていただきました。

個人的には、石鯛にアピールできるイエローカラーで統一でき、お気に入りのオリジナル仕掛けが作れるところが気に入っています。

 

これからも石師魂アイテムを使い、5㎏、いや6㎏の銀ワサを手にできるよう、次なる夢を追いながら石鯛釣りに励みたいと思います。

 

(磯鋭会)