５月２９日(日) 鹿児島 【大潮】 満潮6：04 干潮12:41
南さつま市笠沙町片浦
嘉栄丸 長井船長
釣り場 トリノクソ
朝5：30片浦漁港を出港
トリノクソへ渡礁。名前が面白い！特に鳥の「クソ」は落ちていませんでした。
今年二回目のイシダイ釣り。水温も19度と安定してきたとのことで、計画。
(初回の秋目では水温17度と、低めでした。)
竿はDAIWAの幻覇王弓剣と、師匠から譲り受けた525の古竿。
リールはDAIWAの幻覇王LIGHTとカウンター付きリール。
仕掛けは愛用の石師魂瀬ズレ宙釣りゴムテンビンと49本ヨリワイヤー仕掛け（＃45ハリ16号）、それに手放せないエサホルダー。これがあると安心してどんなエサでも装着できます。
信頼の石師魂アイテムです。もうこれらがないと、釣れる気がしません。
エサは老舗釣具店「えびすや漁具」でウニを30個、かめやで赤貝5キロ。
撒きエサはHMAICHIの「ウニミンチ」4キロ。
女子にはなかなかオモイ！エサだけで10キロ以上！
最初に撒きエサ。4キロすべて投入。
潮の流れや魚の様子を観察。
潮はほとんど動かず、小魚はちらほら。大型の個体は見えず。
仕掛けづくり。とにかく虫が多い！蚊・ブヨが大量発生。
対策したけど、それを超えてくる虫たち・・・
結果虫刺されだらけになりました・・・
それはさておき！
一投目は朝６時過ぎ。
エサ取りはほとんど見られず。
朝7時過ぎ。
ゆるーく潮が右に動き始める。
少し遠投気味で投入。
ウニだとそんなに取られないけど、赤貝にするとすぐなくなる。
ウニエサでは、エサ取りのようなアタリばかりで進展がありません。
当日はイシダイと闘う前に蚊、ブヨとの大格闘になり、防御のために怪しげな人になっています。
そこで8時ごろ
釣り座をAからBへ移動。仕掛けだけをまず入れてみると、予想通り底潮がいい感じで当たっており期待が高まります。
第1投目、早速ガンガゼに本命っぽい反応があります。ワクワクドキドキのはじまりです。
イシダイ釣りはこの間合いがたまりません。
数投後、ガンガゼ1個掛けで狙っていた置き竿に明確なアタリがありました。
様子を見ながら手持ちに切りかえます。
手持ちでしたたかな魚と組み合っている一触即発のこの感覚は、イシダイ釣りのだいご味です。
穂先が下がるのについていきます。
すると一気に加速したので、ここぞとばかり合わせを入れます。
頭が真っ白のやり取り。無我夢中でリールを巻きます。
でも最後は冷静にタモ入れできました。
とは言え、手は震え足はガクガク。
型がいいのであまりの嬉しさに磯上で測ると56㎝で、縞模様のきれいなメスのイシダイにしばらくうっとりしていました。
今年の初物は56㎝の七本縞でした。このクラスになるとよく引いて、上げた時は手足がガタガタ震えていました。イシダイ釣りはホント楽しいです。、今シーズンも石師魂でつわもの達を攻略していきたいと思います。
その後もらしきアタリはあるものの虫の猛攻撃に合い気を取られてなかなか集中できず、最後は岩の上に避難しました。
置き竿を遠目に見ていましたが、結局穂先が突っ込むことはありませんでした。
今年の初イシダイをワンチャンスで手にできたので、これで良しとしよう。
ちなみに当日、エサ４0個は昼前にはなくなり、現地でムラサキウニとカメノテ、サンカクミナを採集し狙いましたが、喰ってきませんでした。
そう簡単にはいかないからまた追い求めたくなるのです。早速次の釣行計画を立てています！
※今回の動画は、上園歩美の釣りチャンネル「幻のイシダイ！ついに現る⁉㏌片浦」
【https://www.youtube.com/watch?v=_oFreSFPA7A】でご視聴できます（日焼けと虫対策で動画はほとんど顏を隠しています（笑））。
どうぞご覧ください。チャンネル登録もよろしくお願いいたしますm(__)m
