まだまだイシガキ釣りが満喫できるエリアがありますが、そろそろ本イシの朗報が聞こえるワクワクドキドキのシーズンがやってきました。
高水温期のイシガキの数釣りももちろん楽しいのですが、なぜか、2~3㎏の個体と出会えるチャンスは極端に少ないです。
一方秋磯は、2~3㎏どころか、4~5㎏の本イシと出会えるようになります。9月に入っても九州の水温は26~27℃と高めですが、秋が深まり徐々に下がっていくと、精悍な面構えのデカバンと真っ向勝負できる可能性はグンと高まります。
今回は秋磯前哨戦に見事本イシを手にしたおふたりをご紹介します。
【長崎】
おひとり目は、キザクラインストラクターの波多江義孝さん。上物釣りの実力者で競技会では数々の実績を誇るトーナメンターですが、シーズンにはイシダイ釣行もし、過去に65㎝4.7㎏のビッグな本イシを仕留められています。
8月31日、長崎県壱岐へマリンクロス玄海で釣行され、芦辺の波止で43㎝1.3㎏のきれいな七本縞をゲット!下げから上げに変わるタイミングでガンガゼにヒットしたそうです。
仕掛けは、石師魂メインに道糸「銀朱石鯛20号」、瀬ズレ「宙釣りゴムテンビン(イエロー)」、ハリス「49本ヨリワイヤー仕掛け#45、ハリ15号」を使用。
今シーズンは特に燃えていて11月までイシダイ狙いの釣行を重ねるそうで、上物師から底物師へ鞍替えする勢いです(笑)。
波多江さん、またの吉報をお待ちしております!
【鹿児島】
9月1日、鹿児島の桜島でワンチャンスをものにし、53㎝2.6㎏の七本縞を上げたのは、石鯛狂酔会会長の坂元孝司さん。
暑い季節もなんのその、1年中荒磯に立つ筋金入りのイシダイ師です。
2020年3月4日、内之浦の黒島で72㎝のトロフィー(石師魂HP「激闘の記録」で詳しくご紹介しています)を手にされています。
仕掛は、石師魂宙釣りゴムテンビン、寄せ玉ゴム大(イエロー)を通した瀬ズレワイヤー(37番1.5m)、15号のハリを結んだハリスワイヤー38番(35㎝)。
オモリは40号でエサはガンガゼ。
満潮時の潮変わり、12時半頃の食いが立った一瞬をとらえたそうです。
石師魂アイテムで好釣果を上げ続けている坂元さんは『石師魂仕掛け最高です!』とのコメントをくださいました。
その言葉は周りにも浸透しているようで、8月14日には同じ桜島で、クラブメンバーが石師魂仕掛けを使って65㎝4.1㎏のデカバンを仕留められています。
今回ご登場した4枚は、いずれも石師魂宙釣りゴムテンビンのイエローがしっかり本命へアピールした成果だと思っています。
この秋も、石師魂タックルが皆さまの格闘のサポートをできれば嬉しい限りです。
(石師魂プロダクトディレクター/武富 淳)