釣果レポート Fild report

九州最南端で激釣!サザエとウニの二刀流が大正解

                 レポーター:吉崎淳一
                釣り場:鹿児島県大隅半島佐多岬 ケバ瀬
               

令和4年5月21日、私の師匠である南薩、野間池在住の野田さんと佐多岬のケバ瀬にチャレンジしました。今回は、先月9日に同じケバ瀬にてふたりで竿を出し、まさかのノーヒットのリベンジ釣行です。

 

 

錦江湾の出入り口に位置し、急潮洗う名礁、ケバ瀬。奥が佐多岬灯台。

 

気持ちを切り替えて心機一転、午前6時前、赤貝(師匠)とウニ餌をハリに刺し第一投目。潮はゆっくり上げ潮が右側へ(通常はケバハナレの方向へ流れます)。

カウンター11~13m付近に落ち着くとすぐにコツコツとアタリます。ほどよくして1.5キロクラスのイシガキが気持ちよく走ってくれました。

 

同サイズを師匠と交互に釣り上げる中、『もうガキはいい、本イシ喰って来い』とふたりの口から同時に言葉がこぼれます。

 

そして本命の下げ潮が流れ出したころ、興味本位で少しだけ持ち込んだサザエをハリに刺し仕掛けを投入。すると本命を思わせるアタリが竿先に。そのまま一気に海面に突っ込みやり取り開始です。

 

石師魂の宙釣りゴムテンビン、ジョイントホルダー、エサホルダー、寄せ玉ゴムは私にとって必須アイテムです。特にイエローは、イシダイを強烈に刺激してエサをアピールしてくれるカラーだと実感しています。

今回の釣行でサザエの認識が大きく変わりました。今後は付け方を工夫しながら、いろんな場面で使っていきたいと思います。

 

結構なシメ込みに良型の本イシだと確信し海面を割った魚を確認し、あれっ?本イシじゃなかったが本音でした。でも3㎏は超えているイシガキにヨシとしました(笑)

 

サザエにガブリと食いついた3㎏のイシガキ。サザエの硬い赤身はエサ持ちがいいので、クチジロ狙いに有効かもしれないと思いました。

 

その後もアタリは続きお互いに本イシ2.5キロクラスとイシガキを追加し納竿の時間となりました。

 

ケバ瀬で数釣りを久しぶり堪能しました。名礁の魚影の濃さと石師魂アイテムのアピール力の高さを実感できました。

南薩、野間池から遠征した野田さんもケバ瀬の数釣りを満喫しました。手持ち釣りの名手は赤貝のみでの釣果でした。

 

後日、石師魂開発担当の武富さんに釣果報告すると『鹿児島ではサザエを使う人は少ないけど、赤貝が手に入り辛くなっている昨今、冬から春にかけて積極的に使うと、大型の本イシの一発が大いに期待できるかもですね』と、興味を示されていました。

サザエは北部九州で普通に使っているようですが、南九州エリアでも多用すれば、よりチャンスが増えるのではと思いました。

 

思ったら即実行、6月4日は単独でケバ瀬横のケバハナレに上がり、前回余ったサザエをメインに使いました。

結果は、3㎏超を頭に本イシ4枚、イシガキは1枚だけで、この日もサザエの有効性を実感しました。

 

6月4日はケバハナレで本イシの数釣りを楽しみました。ここでもサザエは大活躍でした。

 

それと同時に、石師魂アイテムの魚に対するアピール力も再認識しました。本命がいれば、反応が早い気がしています。イエロー、ケイムラブルーは、きっと興味をそそる刺激的なカラーなのでしょう。

 

野田さんの6月16日の釣果。釣り場は野間池の赤瀬と沈み瀬です。エサはアシハラガニです。これからのシーズン、師匠はこの最も得意とするエサで本イシを次々に仕留めていきます。

 

いずれにしても、これからも石師魂アイテムとサザエを駆使しながら、夢を追い続けていきたいと思います。

(鹿児島県垂水市在住)