釣果レポート Fild report

宙釣りゴムテンビン+軽オモリ+エサホルダーで手打攻略    

                 レポーター:越間 弘勇
                釣り場:鹿児島県下甑島
               

FBで知り合った宮崎のN氏に4月1日解禁となった鹿児島県甑島の手打に石鯛釣りに行こうとお誘いしたところ、二つ返事で手打行きが決定しました。

N氏は宮崎の地磯、鹿児島県大隅船間をホームグランドにしており、2、3時間の時間があればせっせと地磯に通う熱血石鯛マンです。

地磯、船間での釣りスタイルと違い、手打の足元浅場狙いを非常に楽しみにしているようでした。

大潮の当日、隼1号は夜中2時に串木野港を出港し、約2時間で手打に到着しました。中オサンに釣り客を下ろし、沖オサンをスルーして西磯方面に向かいます。どの磯に降りるのか、この時間がわくわくする時間です。

灯台下にN氏を下ろし、次は私の番となって荷物をホースヘッドに持って行くと近づいてきたのは相性の良い平瀬でした。この時点で釣った気分になりモベーションが上がります。

上礁し夜明けまで赤貝を粗割します。10kgの赤貝を割り終えた頃には白々と夜が明けてきました。

この頃、高確率で釣果を上げている「石師魂」仕掛けを作ります。

好調の理由のひとつは軽ナマリ釣法にあります。私は足元を狙う際、基本的に宙釣りゴムテンビンに8号ナマリをセットします。

少々潮が速くても、仕掛けの投入点を変えたり、竿を操作したりして、ポイントへ上手く収まるように努めます。重いナマリは極力使いません。

軽い仕掛けは微妙なアタリが分かりやすく、違和感を与えず食い込みやすいと実感しています。

もし手に負えない急潮になっても、愛用の宙釣りゴムテンビンはナマリを素早く替えられ、本仕掛け(宙釣り仕掛け)にも即変更できるため、時合いを逃さないスムーズな対応が十分可能なのです。

私がこのところ釣果を上げているのは、石師魂宙釣りゴムテンビンに8号ナマリをセットした仕掛けです。状況に合った対応力と、イエローのカラーのアピール力をヒシヒシと感じている今日この頃で、手放せないタックルになっています。

釣り始めに潮の流れを確認すると、きつい上げ潮が入ってきています。仕掛けがポイントに入らず後ろの竜の鼻方向水道に流れていきます。

仕掛けを投入する場所を何ヶ所か変えていくと、かろうじてポイント近くに落ち着くところを発見。

赤貝粗割のマキエは投入箇所が定まらないので、暫くは撒かずに釣り開始。

暫くして潮がゆるんできたため、赤貝粗割を一掴みずつポイントめがけて撒きます。

 

前回の釣りで余った粗割が7kgほどあるので、定期的にマキエを投入します。

そのうちマキエが効いてきたのか竿先に本命らしきアタリが出だします。

穂先を徐々に押さえ込み、綱引き状態になった瞬間に引き合わせを入れます。気持ちいい締め込みのあと上がってきたのは3kgほどの雄。

その後一定間隔で3~3.5kgの石鯛3枚を追加しました。

軽オモリで仕留めた釣果です。この釣り方はポイントにうまくエサを運べるなど、たくさんのメリットがあります。石師魂宙釣りゴムテンビンはこの釣法には打ってつけなので、私の強い味方になっています。

今回の釣行、途中で遭遇した柔らかくて重々しいアタリを取れなっかたのが心残りですが、また次回の楽しみにとっておこうと思います。

当日もイエローマジック「石師魂」の仕掛けでしたが、初めて使用してから高確率で石鯛を仕留めています。

偶然かもしれませんが、私にとっては正に「イエローマジック」です。

レポート ティダ石鯛倶楽部 越間 弘勇